要件てんこ盛り、「バックアップ」「リストア」の課題をどう乗り切るか?1つの製品だけで解決するのは困難だけど

ビジネス環境の変化に伴い、次々と新たな課題を突き付けられる「バックアップ」「リストア」。1つの製品で解決するのは難しいがコストはなるべく掛けたくない。どうする、IT担当者?

2015年04月17日 10時00分 公開
[ITmedia]

 データのバックアップは、企業のシステム管理者にとって常に「古くて新しい」課題だ。バックアップ自体はどこの企業でも昔から粛々と運用してきたものの、システムの成長に伴い常に新たな課題に直面し続けている。特に近年、「ビッグデータ」というキーワードが注目されているように、企業システムが抱えるデータ量が飛躍的に増えてきた結果、従来のバックアップ運用に限界を来している企業も多い。

 また、バックアップだけでなくリストアの要件も厳しくなってきている。2011年の東日本大震災以降、災害対策や事業継続性を意識したデータ保護が重要視されるようになる中、バックアップデータをより確実かつ迅速にリストアできる手段を、なるべく低コストで調達できないかと各企業は頭を悩ませている。

 さらには、近年の企業システムが扱うデータの性格も変わってきている。よりリアルタイムに近いデータが求められるようになり、万が一の際のデータのリストアにも自ずと「スピード」「データの鮮度」「アクセス性の維持」といったことが求められるようになってきた。

 このように、新たな要件が次々と突き付けられる中、企業システムのバックアップを従来の方法で運用し続けることに限界を感じている企業はきっと多いはずだ。単体の製品やサービス単体のソリューションだけでは、これら課題には太刀打ちできない。では、どうすればいいのか。以下のページから見ていこう。


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