2015年05月26日 12時00分 UPDATE
特集/連載

文化的な変革をもたらすモバイルDevOps【後編】“DevOps”は開発と運用が不仲な現場には向かない

多くの企業がモバイルアプリケーションの開発、準備、管理にDevOpsを利用するようになっている。モバイルDevOpsは楽観視されがちだが、幾つかの大きな課題がある。

[Colin Steele,TechTarget]

モバイルDevOpsを阻むもの

photo マルチデバイス対応企業システムの構成例(TechTargetジャパン記事「HTML5? それともネイティブ? スマホ業務アプリの作り方4種を徹底比較」から)《クリックで拡大》

 DevOpsは、企業のIT部門、特にデータセンターにおける既存の価値基準を破壊するトレンドだ。エンタープライズモビリティが普及するにつれて、アプリケーションの開発や管理プロセスの改善にDevOpsを利用する企業が増えている。前編「気まぐれユーザーを満足させるモバイルアプリ開発、肝は“DevOps”」に続き、モバイルDevOpsの現状を整理する。モバイルDevOpsは楽観視されがちだが、幾つかの大きな課題がある。

 1つはビジネス部門からの賛同だ。モバイルDevOpsが解決できる問題には、まだ具現化されていないものもあり、その価値を証明することは容易でない。バックエンドサービスの需要増加は、その一例だ。

 ITオートメーションソフトウェアベンダーの米Puppet Labsでテクニカルマーケティングマネジャーを務めるカール・カウム氏は「DevOpsはツールでない。買うことはできず、借りることもできない。企業自体が受け入れなければならない」と語る。

開発者のスキル不足、企業文化などが課題に

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