将来のSDN活用を見据えたネットワーク基盤、「イーサネットファブリック」とは?

「イーサネットファブリック」は、従来のイーサネットネットワークをファブリックに接続し、スイッチ同士が情報を自律的にやりとりできるようにし、ネットワークをシンプルに構成するものだ。この技術は、SDNをより効率的に活用できる物理ネットワーク基盤といえる。

2015年06月23日 10時00分 公開
[ITmedia]

 サーバ環境の仮想化によって新たに発生した問題の1つに、ネットワーク負荷の増大と、それに伴う管理コストの拡大があげられる。仮想マシンを迅速に提供する準備はできても、ネットワークの設定などに時間がかかり、想定していた仮想化の効果が得られないといったケースも散見される。つまり仮想化の効果を最大化するためには、ネットワークの課題をどうクリアするかが鍵となるのだ。

 そこで注目されるのが、SDN(Software-Defined Networking)やNFV(Network Functions Virtualization)といった、ソフトウェアでネットワークを仮想化させ、管理する手法だ。ただしこれらの技術も、肝心の物理ネットワークのホップ数が多い、あるいは耐障害性が弱いとなると、その効果を最大化させることはできない。

 将来を見据えて物理ネットワークそのものを最適化することが、多くの企業で検討されつつある。本Webキャストはそうしたユーザーが着目する「イーサネットファブリック」の基本概念を紹介するとともに、ネットワーク仮想化の前段階で得られる具体的な効果を示したものだ。仮想マシンとの連携機能などについても短時間で把握できる。

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提供:ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部/掲載内容有効期限:2015年10月29日

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