「いざ、ハイブリッドクラウド構築」、買ってはいけないハードウェアとは?x64か、それ以外か(1/2 ページ)

ハイブリッドクラウドの成否を握るのはデータの管理と移動だ。これは、クラウドサーバ選びにおいても重要なポイントである。

2015年08月07日 12時00分 公開
[Jim O'ReillyTechTarget]

関連キーワード

SSD | SAN | ARM | UNIX | x86 | x86サーバ


クラウドに適したワークロードは?(参照:ハイブリッドクラウドってどんな技術? 実態をひも解く)《クリックで拡大》

 ハイブリッドクラウドには、重要な決定を下す前に検討すべき要素が数多くある。自社のハイブリッドクラウドに最適なクラウドサーバを決めることは、必要な判断事項の1つにすぎない。

 ハイブリッドクラウドは、市販の製品をベースにする必要がある。具体的には、x64アーキテクチャを使用するのがよいだろう。ARM64を候補に含めることはできるが、リリースされてから日が浅い。そのため、ハイパーバイザー環境での動作についてはまだ検証が必要だ。他のアプローチについて言えば、UNIXシステムを使用すると作業が複雑になる。また、メインフレームベースのハイブリッドクラウドは大きな矛盾をはらんでいる。

 とは言うものの、これらの代わりとなる多様な選択肢があることは間違いない。ネットワークとストレージは、ハイブリッドクラウドの動作に大きく影響する。そのため、さまざまな点で、ネットワークとストレージの要件に基づいて、市販のサーバを選択することになる可能性が高いだろう。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news179.jpg

広告クリエイティブ制作後の確認をAIが支援 サイバーエージェントが「極予測やりとりAI」を提供開始
広告主企業との確認作業を効率化。当日入稿・当日配信も可能になるという。

news174.png

世界の業務アプリ導入数は1社当たり平均93、日本は最少の35――Okta調査
業務アプリの利用動向に関する年次調査の結果です。

news024.png

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。