2015年08月26日 08時00分 UPDATE
特集/連載

教育ITキーワード解説ビッグデータを教育に生かす「ラーニングアナリティクス」とは? (1/2)

データ分析を教育の改善に生かす「ラーニングアナリティクス」に取り組む教育機関が増えつつある。注目の背景と関連技術、課題を明らかにする。

[鳥越武史,TechTargetジャパン]

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API | 教育IT | ビッグデータ | データ分析


画像 画面 LA専門学会である学習分析学会のWebサイト。同学会は、人材育成マネジメント研究会が2015年5月に改組して誕生した

 学習活動に関する膨大なデータを収集・分析し、教育活動に役立てる「ラーニングアナリティクス」(Learning Analytics、以下LA)への関心が高まりつつある。2015年5月には九州大学が、同年6月には京都大学が、LAに関する取り組みを相次ぎ発表。国もLAの推進を後押ししており、例えば総務省は2014年度から進める「先導的教育システム実証事業」で、学習履歴の活用によるきめ細かい指導実現をうたう。2015年5月には、LAの専門学会である「学習分析学会」が誕生するなど盛り上がりを見せ始めた(画面)。

 ここに来て、LAへの関心が高まっているのはなぜか。LAに必要な技術要素とは何か。取り組みを進める上での課題は。こうした疑問を明らかにすべく、NPO法人のAsuka Academyが2015年7月に、LAに関するセミナーを開催した。本稿では、同セミナーの登壇者であり、LAに詳しい上智大学理工学部情報理工学科の田村恭久教授の話を基に、LAの現状と課題を整理する。

LAとは:学習履歴を教育改善に生かす

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