IT企業の最高情報責任者(CIO)は、“モバイルファースト”指向の企業に広がる熱狂的な動きに踊らされることなく、モバイルアプリ開発にはバランスのとれたアプローチをとるべきだ。
IT企業の社員が「当社は“モバイルファースト”戦略を追求しています」といった営業の電話を掛けてくる。ベンダーが「当社をお選びいただければ、至高のモバイルアプリを提供します」といったメールを、頼んでもいないのに送ってくる。今度同じようなことがあれば、筆者は叫びながらオフィスを駆け出しまうかもしれない。
分かっている。モバイルは非常に重要だし、喫緊の課題だ。優先事項のなかでもトップに据えるべきだろう。人生を変えるようなモバイルビジネスアプリがひらめくよう、チームの創造性を解き放つべきだ。それから、それから……、分かっているとも。
だが、深みにはまる前に、ビジネス向けモバイルアプリについて、ある程度バランスの取れたアプローチを採用する方法を考えたい。
アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...
2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...
天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...