大日本明治製糖、「標的型攻撃」可視化の手法とは? URLフィルタリングで対策実現アンチマルウェアの導入でサンドボック並みのセキュリティ強化を実現

社内ITシステムを大きく刷新している大日本明治製糖は、標的型攻撃対策への取り組みも積極的だ。コストや運用管理の手間を考えて同社が導入したのはURLフィルタリング製品だった。同社がこの製品を選んだ理由とは?

2015年12月02日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 明治28年創業の精製糖メーカーであり、「ばら印」ブランドをはじめとした砂糖事業を核として「自然と健康」をテーマに業務用調味料、家庭用食品、健康志向食品などの事業展開を図る大日本明治製糖。

 もともと同社は、レガシーなITシステムを中心に利用していたが、昨今のビジネス環境の変化やITの発展を受けて、2015年からシステムのクラウド化を中心に急速な方向転換を図っている。これに伴って、セキュリティ対策にもテコ入れを行い、情報漏えい対策などに力を注いでいるところだ。

 その中で特に重要であったのが、メディアでも取り上げられることの多い「標的型攻撃」への対策である。同社のシステム室 課長を務める荒木貴雄氏は、前提となる防御方針を大きく転換し、「URLフィルタリング」技術を応用した製品を採用して、コストを抑えつつ大きな効果を得ることに成功した。標的型攻撃に悩む多くの企業の参考になる導入事例を紹介しよう。


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