こうすれば良かったタレントマネジメントシステム、失敗導入をしないための“5つの鉄則”企業の競争力を強化するための人事戦略

海外展開する企業を中心に注目を集める“タレントマネジメント”。導入が増えているが失敗するケースも目立つ。失敗を避けるには人事戦略だけではなく、IT戦略の視点が欠かせない。考慮すべき5つのポイントとは。

2015年12月09日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 今やほとんどの企業に導入され、人事業務の効率化に欠かせないツールとなっている人事・給与システム。しかし、ここ数年、“タレントマネジメント”をキーワードに、人事システムを見直す機運が高まっている。

 この背景には、ビジネスのグローバル化や事業領域の拡大、団塊世代の退職による労働人口の減少、人材の流動性など、人事を取り巻く環境が大きく変化していることが挙げられる。こうした変化の中で、どうやってグローバルな人材を管理し、優秀な人材を確保し、次世代リーダーを育成し、企業の競争力に役立てていくのか。人事部門の担うべき役割は新たなフェーズに入ってきており、そのような企業でタレントマネジメントが注目されている。

 一方で、タレントマネジメントシステムを導入した企業では、会社の仕組みにフィットせずに使われなくなったり、システムの運用負荷だけが増大して効果が上がらないなど、失敗例も出てきている。本稿では、タレントマネジメントシステムの選定で考慮すべき5つの重点ポイントに着目し、失敗しない導入に向けたベストプラクティスを紹介する。


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