暗号化通信の利用が増えているが、通信内容が見えなくなることでDLPなどのセキュリティ対策が無効化してしまうという弊害が現れた。ネットワークセキュリティとプライバシー保護はどうバランスを取るべきか?
スノーデン事件以来、プライバシーの保護が求められるようになり暗号化通信の使用が増えている。だが、暗号化によって企業のセキュリティ対策が影響を受けている。
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 12月2日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
米Wikipediaの創設者ジミー・ウェールズ氏によると、2016年までにWebトラフィックの約65%が暗号化されるという。
Webサイトにとっては暗号化が「唯一の選択肢」であり、暗号化しなくてもよいという「道徳的な理由は見当たらない」。そのため、検索エンジン最適化(SEO)はさらに難しくなると、英ロンドンで開催された「IP EXPO Europe 2015」で講演した。
「暗号化によって検索語が見えなくなるため、SEOは少々困難になる」と同氏は話す。だが、暗号化がもたらす企業へのマイナスの影響はこれだけではない。
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 11月18日号:Office 2016に影を落とす不吉な前兆
Computer Weekly日本語版 11月4日号:新DDoS攻撃「ローアンドスロー」の脅威
Computer Weekly日本語版 10月21日号:今、リプレースが必要な理由
アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...
2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...
天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...