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2016年02月01日 10時00分 UPDATE
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医療機関のIT導入に関する調査レポート最も関心があるのは「医療クラウド」、読者調査が示す医療IT最新トレンド

病院・診療所に勤務するTechTargetジャパン会員を対象に「医療機関のIT導入に関する調査」を実施。本レポートではその概要をまとめた。

[TechTargetジャパン]

 TechTargetジャパンは2015年11、12月に病院・診療所に従事する会員を対象として「医療機関のIT化に関する読者調査」を実施した。調査結果から、医療機関のIT化の状況や導入済み・導入予定の製品、製品の満足度、関心のある医療ITトレンドなどが明らかになった。本稿では、その一部を紹介する(全ての結果を記載したレポートは、文末のリンクから会員限定でダウンロード可能)。

調査概要

目的:医療機関におけるITシステム導入の現状について調査するため

方法:Webによるアンケート

調査対象:TechTargetジャパン会員

調査期間:2015年11月10日(火)〜12月21日(月)

総回答数:94件

※回答の比率(%)は小数点第1位を四捨五入し表示しているため、比率の合計が100.0%にならない場合があります。


全体の91.4%がレセコンを導入済みと回答

 導入しているシステムの種類を聞いたところ、全体の91.4%が「医事会計(レセプトコンピュータ)システム」を導入済みと回答。以下、「PACS(医用画像管理システム)」(81.9%)、「院内ネットワークシステム」(79.7%)と続く。医療機関の基幹システムともいえる「電子カルテシステム」「オーダリングシステム」の導入率は、58.5%だった。

図1 図1:導入済みのシステムの種類(有効回答 n=94)《クリックで拡大》

 今後導入予定のシステムについては「スマートフォンやタブレットによるシステム利用」(48.9%)、「在宅医療支援システム」(45.7%)、「地域医療連携システム」(41.4%)、「経営分析システム」(37.2%)が上位に挙がった。

図2 図2:今後導入予定のシステムの種類(有効回答 n=94)《クリックで拡大》

最も関心がある医療ITトレンドは「クラウドサービス」

 質の高い医療サービスの提供や経営の効率化、介護連携などが求められている医療機関。そのIT基盤をクラウドや/仮想化技術、モバイル端末など最新の技術や製品、サービスが担っている。

 関心がある医療ITトレンドとしては、「クラウドサービス(医療クラウド)」(49.4%)が最も多く、「地域医療連携システム」(34.8%)、「サーバ仮想化/デスクトップ仮想化などの仮想化技術を活用したシステム構築」(32.6%)、「モバイル端末を利用した院内外からの情報参照・入力」(29.2%)が上位になった。

図3 図3:関心がある医療ITトレンド(有効回答 n=94)《クリックで拡大》

情報漏えいに危機感

 患者の氏名、住所、既往歴など機密情報を取り扱う機会が多い医療機関。昨今の情報漏えい事件・事故を踏まえて、情報漏えいに対する危機感は高まっている。診療情報の漏えいに対する危機意識について聞いたところ、「とても危機意識を持っている」「多少は危機意識を持っている」を合わせた回答が9割以上を占めた。また、「危機意識を持っていない」という回答はなかった。

図4 図4:情報漏えいに対する危機意識(有効回答 n=94)

 その他、「システム導入で重視するポイント」「システムに関する専門部署や担当者の状況」「システム全体の年間運用コスト」に関する調査も実施した。以下から詳細なアンケート結果が無料ダウンロードできるので、ぜひ確認していただきたい(TechTargetジャパン会員限定)。