2016年03月14日 08時00分 UPDATE
特集/連載

カスタマイズ? or スーパーNAS?“ODM Direct”サーバが日本で生き抜く道 (1/2)

ODM Directで調達するサーバに注目する企業が海外で増えている。基幹システムで動くサーバとは別の業務領域で拡大しつつあるサーバ市場の日本における現状とこれからの見通しをキーマンに聞いた。

[長浜和也,TechTargetジャパン]

大手サーバベンダーでは対応できない領域を突き進む

 本来「ODM Direct」という単語は、製造における企業間の受託関係を示す(ベンダーから依頼を受けた生産企業が設計開発から製造まで行い、完成品を納めてベンダーが自分のブランドで販売する)言葉で、主にクライアントPCのODM(相手先ブランドによる設計と開発)ベンダーを差すことが多い。最近のODMベンダーは、Appleの「MacBook Air」を思わせるような薄くて軽いノートPCも開発製造できるようになってきた。

 ところが、このところ、ODM Directという言葉をサーバの領域でも使うことが多くなっている。企業の基幹システムに導入するサーバは今まで、大手サーバベンダーの独壇場だった。だが最近では大企業が必要とする基幹システムのサーバとは別に、中小規模の企業の間でデータを共有するためのサーバ、コンテンツ制作現場で特定のプロジェクトや部署ごとに用意するサーバなど、これまでとは異なる需要が増えている。こういった需要に対応できるのがODM Directで調達できるサーバだ。

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news085.jpg

位置情報広告のジオロジック、LINE Venturesなどから総額1億円を調達
ジオロジックは、ジェネシア・ベンチャーズ、LINE Ventures、東急エージェンシーを引受先...

news065.jpg

LINE、サイバーエージェント子会社とチャットに特化した次世代型カスタマーサポート推進で協業
LINEは、サイバーエージェントの連結子会社であるAIメッセンジャーと共同で、チャットに...

news021.jpg

「NPS」の効果を実感、導入企業の8割――IMJ調査
アイ・エム・ジェイ(IMJ)は、「日本企業におけるNPS導入の実態把握調査」の結果を発表...