データ駆動型セキュリティの鍵、「SIEM」を見極める3つのポイント「機械学習」「ビッグデータ」が変えるセキュリティ対策【第2回】(1/3 ページ)

対症療法的なセキュリティ対策が有効だといえた時代は終わった。根本的なセキュリティ対策には、社内外のデータの活用が重要だ。その現実的な手段である「SIEM」選定のポイントを示す。

2016年03月22日 08時00分 公開
[矢崎誠二Splunk Services Japan]

 連載第1回「『ビッグデータ』を制する者がセキュリティを制する時代へ」では、サイバー攻撃に対抗するためのセキュリティ対策を進める第一歩として、「攻撃」「防御」の両面で現状把握を進めることの重要性を指摘した。今回は具体的な対策を進める際の課題と、その解決策の現状を解説する。

セキュリティ対策を無に帰す“ゼロ”

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...