“Windows 10大移行”に不安はないか? 企業が考えるべき適材適所のクライアント戦略製品選びのベストプラクティス

今後予想されるWindows 7からWindows 10へのクライアント環境の大移行。この時期にIT部門はどのようなクライアントデバイスを選ぶべきか。企業が考えるべき移行のポイントやベンダー選択のベストプラクティスを解説する。

2016年03月30日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

ユーザーが待ち望むWindows 10

 2015年7月の登場以降、「Windows 10」に対する企業の注目度は上がり続けている。企業で利用するクライアントPCにとってそのOSは生産性に直結する。Windows 10はビジネスでの利用においても実用的で、企業が安心してアップグレードできる「使えるOS」として認識されているのだ。特にデスクトップの操作性などが、企業が従来メインに使ってきた「Windows 7」と大差なく、ユーザーがスムーズに移行できる点が注目されている。

 一方、企業にとってはWindows 10に移行せざるを得ない理由もある。大半のエディションにおいてWindows 7/8.1からWindows 10に無償アップグレードできるのが2016年7月までなのはよく知られたところだろう。加えて、Microsoftはプロセッサのサポート方針を変更する見込みで、企業は従来のWindows 7を使い続けることが難しくなるとみられる。本稿では、Windows 10の利用を見据えたうえで、企業が考えるべき今後のクライアントデバイス選びのポイントを解説する。


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