クラウドサービスを“スモールスタート”、はじめの一歩はバックアップから小さな投資でクラウド環境を「お試し」できる

クラウドサービスの発展により、バックアップやディザスタリカバリも安価に開始できるようになった。しかし、サービスが多様過ぎて選びきれないケースもある。予算と相談して柔軟に選ぶベストな方法はないだろうか。

2016年03月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

 システムやデータのバックアップは、多くの企業にとって重要な課題の1つである。災害やシステム障害によって、システムが停止したり、データが失われたりすることは、ビジネスに大きな打撃を与える。

 バックアップシステムを構築することは、多くの企業にとっては小さくない負担だ。ディザスタリカバリ(DR)の観点では、遠隔地にデータ保存の仕組みを設けることが望ましい。システムを遠隔地で起動する仕組みも実現したい。そうしたシステムを構築し運用するにはコストが掛かるため、諦めざるを得ないケースも少なくなかった。

 クラウドサービスの発展によって、バックアップシステムの構築と運用の負荷は大幅に軽減された。安価なストレージサービスに大量のデータをバックアップしたり、IaaSと連係して重要なシステムを遠隔地で稼働させたりすることができる。初期投資は比較的安価で、月額料金のみで利用できるサービスも多い。

 とはいえ、クラウドにはクラウドの特性があり、全てのシステムやデータの障害対策を採れるとは限らない。使ってみたものの、自社のシステムには設定が適していなかったと気付くケースもあるだろう。サービスが多様過ぎてどれを選んだらいいのか分からない、という悩みもあるだろう。

 そこで助けを借りたいのが、さまざまなシステムに精通したプロフェッショナルだ。本稿では、さまざまなサポートやシステム構築を提供するサービスベンダーに、クラウドサービスを活用するはじめの一歩について聞いた。


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