AWS活用のボトルネックになりがちな「回線」をセキュアに構築するにはパブリッククラウドの活用メリットを最大化する

多くの企業がパブリッククラウドでITシステムを構築している中、案外重要なのがネットワーク回線だ。インターネットVPNにも専用線にも一長一短がある。何を選べばいいのか。

2016年05月31日 10時00分 公開
[ITmedia]

 Amazon Web Services(AWS)に代表されるパブリッククラウドを活用してITシステムを構築・運用している企業が増えている。

 しかし、止まることの許されない基幹系システムを運用し、かつ機密性の高い企業情報や顧客情報などもクラウドのサーバで管理するとなると、システムの信頼性やセキュリティが心配になってくる人もいるだろう。

 もちろん、心配なのはAWSではなく、そこにつなぎ込むネットワークに対してだ。AWSへの接続はインターネットVPNか専用線接続か、いずれかの手段で回線を確保する必要がある。導入のハードルが比較的低いのは前者だが、インターネットを経由することに不安が残るかもしれない。また、後者は拠点数が増えるほどコストがかさむのがネックだ。

 パブリッククラウドのメリットを最大限に引き出す高速でセキュアなネットワークを効率よく構築するにはどうすればいいのか。次のページから見ていこう。


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