既存ネットワーク上に仮想ネットワークを構築、気になるコスト・工数・セキュリティを探るヴイエムウェア株式会社提供ホワイトペーパー

サーバ仮想化などによりシステム調達の時間とコストは大幅に削減されたが、従来型ネットワークが足かせとなり、リードタイムはなかなか短縮できずにいる。そこで、物理ネットワークの課題を解消する存在として注目される、オーバーレイ型のネットワーク仮想化技術を紹介する。

2016年06月13日 10時00分 公開
[ITmedia]

 システム調達の時間やコストは、サーバ仮想化やクラウドの登場で大幅に削減されたが、ネットワーク側の調達の遅れがその効果を低減させている。従来のネットワークは、物理サーバ時代の設計がなされており、機器ごとの設定や確認、セキュリティ対策にはいまだに多くの人的工数とコストが投じられている。

 これらの課題を解決する方法として注目されるのが、既存ネットワーク上に仮想的なLANを構築するネットワーク仮想化プラットフォームだ。最大の特徴は、汎用機器を用いてコストを抑えてネットワークを構築できることだ。これにより、従来は物理機器で実現していた機能やサービスをソフトウェアで提供できる。

 ネットワーク仮想化の効果はコスト削減だけではなく、セキュリティ対策などにも多くのメリットをもたらす。ネットワークの運用管理を根本的に変える仮想化プラットフォーム「VMware NSX」の仕組みとメリットについて、さらに詳しく解説する。