Hyper-Vを有効化したサーバの導入時間を85%短縮、メリットを生み出す秘訣を探るデル株式会社提供ホワイトペーパー

Windows Server 2008/2008 R2のメインストリームサポートが終了し、延長サポート期間に入っていることから、サーバ環境の移行が進みつつある。このタイミングで仮想化環境を導入しITインフラを刷新するのであれば、全体的なコストや工数を抑えるための製品選びをしたい。

2016年06月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 Windows Server 2008/2008 R2のメインストリームサポート終了から1年経過した現在、サーバ環境の移行ニーズが高まっている。キーマンズネットがIT製品導入関与者に対して行った調査によると、52.6%が2016年4月〜2017年3月を移行時期として捉えている。

 この背景としては、大きく3つの理由がある。まずは移行にかかる「時間」だ。ビジネスを支えてきた期間が長いほど、複雑なサーバ構成となっており、環境を一から構築し直す時間が必要となる。もう1つはサーバ構築における「手順の多さ」だ。長年の積み重ねにより構成が複雑になってしまったサーバ環境は、再構築するにも多くの作業を要する。最後は「ライセンス費用」だ。コスト削減の追求はいかなるビジネスにおいても重要である。

 本コンテンツでは、この3つの課題を解決するための方法として、OEMソフトウェアをプリインストールした製品を選ぶことが有力な選択肢であると解説している。米国Principled Technologiesの評価によると、Hyper-Vを有効化したWindows Server 2012 R2 Standardを搭載したサーバでは導入時間を85%短縮し、手順も大幅に省略できたという。具体的なテスト結果を詳しく見ていこう。