iPhoneゲームもiPadアプリも「Windows 10」アプリに変換できる簡単な方法「Windows Bridge」のインパクト

iOSアプリからWebアプリ、従来型Windowsアプリまで、多様なアプリをWindows 10アプリに変えてしまう「Windows Bridge」。その存在は、企業のアプリ管理の在り方を変える可能性がある。

2016年08月29日 07時00分 公開
[Gabe KnuthTechTarget]
Windows Bridge Windows Bridgeで企業のアプリ管理はどう変わるか(画面は日本マイクロソフトのWindows Bridge紹介ページ)《クリックで拡大》

 Microsoftの「Windows 10」の新しいアプリケーション実行環境「ユニバーサルWindowsプラットフォーム」(UWP)の中には、企業のアプリ管理方法に直接影響する機能がある。

 「ユニバーサルアプリ」という概念は「Windows 8」のころから存在していた。だがデスクトップPCをWindows 8へ移行しようとする企業は少なく、あまり関心が払われることはなかった。現在のユニバーサルアプリ、つまりUWPアプリは基本的には、Microsoftのアプリストア「Windowsストア」から配信できるようにパッケージ化したWindows 10アプリのことを指す。

 UWPの登場により、企業のアプリ管理が変わる可能性がある。なぜなら企業が独自のアプリ管理システムを設計、実装、保守するよりも、一元管理された場所からクラウドサービス経由でアプリをプロビジョニング(配備)する方が、ほぼ間違いなく簡単だからだ。

 企業におけるWindowsアプリ管理に大きな影響を与えそうなのが、さまざまな種類のアプリをUWPアプリとしてパッケージ化する「Windows Bridge」の存在だ。

「ユニバーサル」の本当の意味

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