ヤマハ発動機がコールセンターをクラウド化、成功の秘訣はコミュニティー活動にありkintone cafe、JAWS-UGに積極参加(1/2 ページ)

ヤマハ発動機は販売店や卸売業者からの注文や問い合わせを受けるためのコールセンターをクラウド化した。同社はクラウドサービスの導入に積極的なだけでなく、コミュニティー活動にも力を入れている。その訳とは。

2016年10月11日 09時00分 公開
[重森 大]

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 静岡県磐田市を拠点とするヤマハ発動機は、電話関連システムを手掛けるリンクのクラウドPBX(構内交換機)「BIZTEL」と、サイボウズの業務アプリケーション開発用PaaS「kintone」を使って、設備を持たないコールセンターを実現。2016年8月、kintoneの開発者向けの有志勉強会「kintone Cafe」でその取り組みを紹介した。kintone Cafeに限らず、静岡県西部で開催されるクラウド系の勉強会やイベントではヤマハ発動機の関係者を目にすることが多い。本稿では、コールセンターにおけるクラウド利用の取り組みとともに、コミュニティー活動にも力を入れる理由についてヤマハ発動機に話を聞いた。

浜松で初めてのkintone Cafe、ヤマハの事例紹介も

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