例年11〜12月ごろにはじまる年末調整業務だが、2016年度は今までと同じようにはいかない。各種書類にマイナンバーの記載が求められるようになり、ついにマイナンバーの本格的な運用がスタートするのだ。従業員のマイナンバーの回収は一通り終わったという企業もあるものの、「取りあえず集めたマイナンバーを保管してあるだけ」という企業がほとんどだろう。全従業員のマイナンバーをこれから収集する企業にとっても「マイナンバーを扱う業務」の到来はこれからだ。
「何だか大変そうだ……」という印象はあるものの、初めてのことだけに実際に何がどう大変なのか、具体的にイメージすることは難しい。本人確認はどうすればいいのか、個人情報保護法における安全管理措置は何をどこまで対策すればよいのか、などと懸念は尽きない。年末調整業務が動き出す前に、早めの準備で大きな効果を発揮するマイナンバーの収集と運用のポイントを解説する。
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