ユナイテッド航空はパイロットの使うiOSアプリが安全運行を支えているパイロットに乱気流の情報をリアルタイム配信

ユナイテッド航空は、「iOS」のカスタムアプリケーションとエンタープライズモバイル管理(EMM)ソフトウェア「VMware AirWatch」を使って、搭乗者の安全を確保しているという。どのような取り組みだろうか。

2016年10月14日 12時00分 公開
[Ramin EdmondTechTarget]
AirWatch AirWatchのWebサイト(出典:ヴイエムウェア)《クリックで拡大》

 IT管理者の助けを借りられない上空4万フィートでは、信頼できる技術が鍵となる。

 ユナイテッド航空のIT部門とオペレーション部門には、パイロット用のアプリケーションとデバイスを、必要なときに正しく動作させる責任がある。その任務の重要性は物理的にも比喩的にも、極めて高い。ユナイテッド航空の1日の出発便数は4500便を超える。となれば、できる限り最高のモバイル技術を採用すべきだろう。だからこそ、Apple「iOS」のカスタムアプリケーションを開発し、導入した。ユナイテッド航空で次世代航空管制システムおよびコックピット技術担当ディレクターを務めるジョン・メリット氏はそう話す。

ITmedia マーケティング新着記事

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

news130.jpg

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...