全リソースをAPIで統合管理、次世代型ハイブリッドインフラの実力を探る日本ヒューレット・パッカード株式会社提供ホワイトペーパー

ITインフラのハイブリッド化が進む中、そのパフォーマンスを最大化する新たな技術が注目され始めている。ITインフラの全てのリソースを統合されたAPIで管理・制御し、「たった1行のコード」で制御可能にするという技術の詳細に迫る。

2016年11月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

 近年の市場データが示すように、ITインフラは従来型ITとプライベートクラウドを組み合わせたハイブリッド環境へと大きくシフトし始めている。企業や組織にとって、データセンター内の信頼性とセキュリティを維持しつつ、クラウドのスピードと俊敏性を得ることが、より重要な意味を持つようになったからだ。

 このような時代の要請を受けて登場したのが、ハイブリッド環境のパフォーマンスを最大化する「コンポーザブル・インフラストラクチャ(組み立て可能なインフラ)」だ。このインフラにより、コンピュート、ストレージ、ネットワークファブリックの統一が実現し、全てのリソースが統合されたAPIにより管理・制御できるようになった。

 特に注目したいのが、ITインフラ全体をプログラマブルなものとする新たな技術だ。これにより、従来であれば異なるツールで行っていた設定も「たった1行のコード」で設定可能になるという。この新たな技術の仕組みやメリットとはどのようなものだろうか。