宇宙誕生の謎に挑む「Belle II実験」、桁違いの負荷を支えるサーバ群の正体は?レノボ・ジャパン株式会社提供ホワイトペーパー

宇宙誕生の謎に挑む「Belle II」(ベルツー)実験が2017年秋から開始される。従来とは桁違いの処理能力が求められることから、ハイパフォーマンスコンピューティングにおける過酷な耐久テストとしても注目される。同実験に選ばれたサーバとはどのようなものだろうか。

2016年11月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

 インターネットの中核を成すWorld Wide Webが欧州原子核研究機構(CERN)の研究から誕生したように、大規模な実験や研究がIT技術のブレークスルーにつながる例は少なくない。近年では、宇宙研究におけるハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の活用も、次なる変革のきっかけとして期待されている。

 その大きな可能性の1つが、宇宙誕生の謎に挑む「Belle II」(ベルツー)実験だ。高エネルギー加速器研究機構(KEK)が2017年秋から開始する同実験では、宇宙初期に起こったと考えられる現象を再現し、未知の素粒子や力の性質の解明に挑む。そして、この研究を支えるHPCクラスタに求められる処理能力は、従来とは桁違いのものになるという。

 計算ノードに必要となるコア数は、インテル® Xeon® プロセッサー(2.6GHz相当以上)をベースに1万個以上。それらを1つの大規模システムとして運用し、強固なセキュリティと24時間365日の無停止稼働も実現しなければならない。これだけの要求を満たすために選ばれたサーバとはどのようなものか。素粒子物理学の最先端を支える中央計算機システムに迫る。

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