2016年11月17日 08時00分 UPDATE
特集/連載

高まるIoTセキュリティリスク盗聴の可能性? 英国で閣僚のスマートウォッチ禁止令

英国が、閣僚全員のスマートウォッチ使用禁止に踏み切った。ヨーロッパではさらに、特にIoT機器のリスクからより厳しいセキュリティ基準を適用する動きが始まっている。

[Warwick Ashford,Computer Weekly]
Computer Weekly

 モノのインターネット(IoT)機器向けのセキュリティ規格策定を欧州共同体(EC)で計画していることを受け、英国の現内閣は閣僚全員でスマートウォッチの使用禁止に踏み切った。

Computer Weekly日本語版 11月16日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 11月16日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 この施策は、セキュリティの研究者たちから寄せられる「IoTで使われる機器にはセキュリティとプライバシー保護の見地からの脆弱(ぜいじゃく)性がある」という警告が高まる一方であることを受けて実施された。

 2016年10月初旬にロンドンで開かれた、毎年恒例の「IP Expo Europe」で、セキュリティ企業Sophosのジェームズ・リン氏は、IoTがサイバーセキュリティおける非常に現実的な脅威となっていると警告した。システムテストに注力するセキュリティ企業Pen Test Partnersのケン・ムンロ氏は攻撃が発生する可能性のある場所が「間違いなく莫大(ばくだい)に増えた」と報告した。

 The Daily Telegraph紙のオンライン版「The Telegraph」の報道によると、英国政府はこのリスクを深刻に受け止め、スマートウォッチが乗っ取られて盗聴器として利用されては困るという懸念から、大臣に対してスマートウォッチの使用を禁じる決定を下したという。

 閣僚は今回とほぼ同じ理由で、以前から携帯電話の使用も禁止されていた。2016年3月、Pen Test Partnersは、会話の盗聴に使えるモバイルアプリが無数に公開されていることをアピールするデモを披露した。同氏は本誌Computer Weeklyのインタビューに応じて次のように語った。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news019.jpg

スタンプラリーにポイントカード、顧客満足度向上の決め手を調査から読む
顧客満足度の高い企業、ポイントカードやクレジットカードの保有枚数にスタンプラリー企...

news114.jpg

NTTドコモと博報堂、O2Oマーケティング分野における業務・資本提携に合意
NTTドコモと博報堂は業務・資本提携について合意したと発表した。O2Oマーケティング分野...

news095.jpg

KABUKI、EC事業者に広告収入をもたらすEC特化型広告配信ネットワーク「アド・アトリエ」を提供
次世代型ECモール「kabukiペディア」を運営するKABUKIは、EC特化型広告配信ネットワーク...