こんなはずじゃなかったサーバ仮想化、運用管理をどう楽にする?仮想環境“健康診断”のススメ【前編】

広く使われるようになった仮想化技術だが、仮想マシンなどの乱立で運用管理に悩み、「こんなはずじゃなかった」と嘆く担当者は多い。エキスパートが解決策を指南する。

2016年11月21日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業ITを支えるインフラ技術として、すっかり当たり前の存在となったサーバ仮想化。その恩恵にあずかることができた企業は、さらなるITインフラの運用効率化やコスト削減を目指し次の一手を打とうとしているが、その多くが壁にぶち当たっている。

 サーバ仮想化は確かにハードウェアコストの削減効果をもたらしたが、一方で仮想化ソフトウェアのレイヤーが新たにシステムに加わったことにより、システム運用は複雑化・煩雑化してしまうケースもある。これに加え、近年では多くの企業で業務部門主導のクラウドサービス利用が進んでいる。オンプレミスシステムの運用だけでも手いっぱいなのに、クラウドがこれにさらに加わるとなると、もはや情報システム部門の限られた人員では企業システム全体を管理するのは難しくなってきている。

 多くの企業が悩む仮想化基盤の管理。最新技術ではどのように解決できるのだろうか。エキスパートが語り合った。


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