「失敗しない働き方改革」に2-in-1デバイスを生かし切るには?包括的なクライアント環境の視点が必須

クライアント端末の刷新だけでは真の働き方改革にはならない。安全性や実効性を確保しないと定着しないからだ。失敗しないために何が必要なのか。具体例を交えて紹介する。

2016年11月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

 少子高齢化とそれに伴う労働人口減少に直面する日本において、企業が収益を上げていくためには、新たな働き方を導入して生産性を上げ、優秀な人材を確保する以外にない。そのために欠かせない施策が、テレワークをはじめとする働き方改革の促進と、そのためのIT環境の整備だ。

 中でも急務なのは、従業員が日々利用するクライアント環境の改革だ。端末に目を向けると、タブレットとしてもノートPCとしても利用可能な「2-in-1デバイス」は、多様な働き方を実現する上で適している。だが真のクライアント環境改革は、クライアント端末の刷新だけでは達成できない。

 従業員が多様な場所で働く際のセキュリティに関する不安を拭い去り、かつ生産性の確実な向上を支える仕組みがなければ、2-in-1デバイスの真価を発揮することは難しい。結果としてクライアント環境改革、ひいては働き方改革までもが一過性で終わりかねないのだ。

 「いつ、どこでも、誰とでも、安全に」働くことができる新たな働き方を実現するために、端末以外に必要な要素とは何か。2016年10月に開催されたセミナー「クラウド時代の理想のクライアント環境とは?」の内容から、次世代のクライアント環境の姿を探りつつ、働き方改革に失敗しないための方法を考える。


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