クラウドストレージの容量契約の見極め方多くの企業が払い過ぎ?

今やほとんどの企業がファイルサーバを運用している。その運営コストや労力を削減するためにクラウド移行を検討するとき、たまりにたまった“無駄”が邪魔をすることになる。

2017年03月09日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン運営事務局]

 「容量不足に伴う増設」や「ハードウェア障害対応」「バックアップ」「OSアップデート」など、慢性的に手間が掛かり、いつまでたっても管理の負担が減らない“ファイルサーバ”。クラウドストレージはこれらの課題を包括的に解決し得るものとして期待される。もしも、社内で運用しているファイルサーバと使用感が変わらず、費用の安いクラウドストレージがあったとしたら、現在のファイルサーバの中身を全て移行させたいと考える管理者は少なくないだろう。

 しかし、当然ながら、現実はそう甘くない。一般的にクラウドストレージの利用料金は性能や信頼性に応じて高くなり、現在のファイルサーバに存在する全てのファイルを移行することは“お金のムダ”になりかねない。クラウドストレージへの移行に際しては、まずファイルの分別や減量といった“前処理”をしつつ、「どれを」「どれだけ」移行させるかを判断した上で、適切なサービス、そして、プランを選定する必要がある。この記事ではその方法を紹介する。

※本稿は、キーマンズネットからの転載記事です。


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