ユーザー部門で簡単に自己解決できる、ノンプログラミング開発基盤の最前線誰でも迷わずに使える

ノンプログラミング開発基盤があれば、ユーザー部門だけで本格的なシステムを作ることもできるだろう。真に使いやすいシステムを実現するにはどんな機能が必要だろうか。

2017年03月17日 10時00分 公開
[ITmedia]

 案件情報や顧客リスト、見積書や請求書の管理、契約書一覧、トラブル履歴など、企業の中でも「Microsoft Access」(以下、Access)で情報を管理している業務はまだ多くあるだろう。Accessの何よりの魅力は、ユーザー部門でもある程度こだわったデータベースを作れることだ。ただ、「より多くの社員と共有したい」「しっかりセキュリティを確保したい」「メンテできる人が異動してしまった」「OSやクライアントPCのリプレースが目前で……」などの理由で置き換えを検討している企業が増えている。

 しかし、Accessは作り手次第で細かく作り込めてしまうため、置き換え先を検討するにもひと苦労だ。そんな悩みを持つ情報システム部門の方々も多いのではないだろうか。かといって安易に使いづらいシステムに置き換えてしまうと、ユーザーからの不満がたまるばかりか、ビジネスに影響を与えてしまうことにもなりかねない。

 その解決策として、最近よく耳にするようになったのが、いわゆる“ノンプログラミング”を売りにした開発基盤だ。こうした製品を用いれば、情報システム部門の負担を軽減できることを知っている人も多いだろう。あとはどこまで“脱Access”に有効なのか、その実力である。本稿では、最新のノンプログラミング開発基盤が実現している、「ここまでできるようになった」機能を幾つかピックアップして解説する。

※本稿は、キーマンズネットからの転載記事です。


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