2017年03月22日 09時00分 UPDATE
特集/連載

製品選定前に読んでおきたい基礎技術 バックアップ編【第2回】クラウド/仮想化時代に知っておきたい、バックアップの種類、方法、格納先 (1/2)

企業システムで求められるバックアップ要件を基に、バックアップの種類や手法、格納先、そして仮想環境のバックアップ方法について解説する。

[渥美秀彦,伊藤忠テクノソリューションズ]

 連載第1回「いまさら聞けない、バックアップ技術の学習で欠かせない3つの基礎」では、バックアップ/リストアの必要性およびRTO(目標復旧時間)/RPO(目標復旧時点)について解説した。第2回はバックアップ手法や必要な媒体、ツールをテーマにする。まずは企業システムに求められるバックアップ要件の例を挙げる。

企業システムに求められるバックアップ

  1. できるだけ最新のデータを、短時間でバックアップすること
  2. 障害時に必要とされるデータを、短時間で復旧すること
  3. 顧客情報や帳票、メールなどデータを長期間保管し続けること
  4. 万一の障害や災害に備えて、データを遠隔地保管する
  5. 導入コストや管理・電力コストなど、コストを考慮すること

 上記はシステムのサービスレベルを維持するために、バックアップに求められる要件の代表例である。これらを実現するための基礎知識をお伝えする。

1.システムバックアップかデータバックアップか

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