「ハイパーコンバージド+バックアップ」が成功の方程式、納得の理由は?クラウド連携で災害対策にも活用可能

ハイパーコンバージドインフラの導入に乗り出す企業が相次いでいる。一方で、課題として浮上しているのがデータのバックアップだ。成功を目指す企業が取るべき方策とは。

2017年03月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 次世代の仮想化基盤として脚光を浴びる「ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)」が、いよいよ本格的な普及期に差し掛かってきた。ストレージやサーバ、ネットワーク、仮想化管理ソフトウェアなど、システム基盤の構成要素がワンパッケージ化されたことによる社内展開の容易性、事前検証済みの構成による信頼性の高さ、仮想化技術による段階的な拡張の容易性などのメリットを踏まえれば、導入機運の高まりは必然といえる。

 こうした中、ベンダー各社による新製品の投入も相次いでいる。このことは、選択肢が増える点で歓迎されるが、一方でHCI導入を検討するIT担当者を戸惑わせる事態も招いている。1つはどのベンダーのHCIも基本構成は同じに見えるため、製品選定が難しいこと。もう1つは、HCIの利用に当たって、見落とされがちなバックアップ/リカバリという運用の“死角”が存在することだ。バックアップ/リカバリへの配慮を怠った場合には、最悪、事業継続が困難な事態に直面する可能性もある。本稿では、HCIを選ぶ際のポイントや運用時の注意点を解説する。


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