2017年03月27日 08時00分 UPDATE
特集/連載

圧倒的な医師不足との戦いビデオ会議システムで医療技術の習得と普及を目指す南アフリカの小児科病院

ケープタウンの小児専門病院が、ビデオ会議システムを使って海外の先進医療技術を学ぶとともに、国内の医師に手術映像を公開して技術の普及を図る取り組みを始めた。

[Alex Scroxton,Computer Weekly]
Computer Weekly

 南アフリカのケープタウンにある小児専門の赤十字病院は、心臓外科にPolycomのビデオ会議ソリューションを配備した。外科手術の手技を医学生が学ぶ手段の1つとなり、世界的な権威のある医師の執刀を(ビデオで)見学できるようになった。

Computer Weekly日本語版 3月22日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 3月22日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 南アフリカは、アフリカ大陸の中では最も進んだ国の1つに数えられるが、社会構造的な不平等は今なお根深く、その影響は小児医療の分野にも色濃く見られる。この病院が受け入れる患者の多くは、貧困層の多い地区で暮らす深刻な状況の子どもで、患者の3分の1は1歳未満の乳児だ。

 また南アフリカは、正規の教育を受けた医師や外科医が圧倒的に不足しているという悩みも抱えている。医師や外科医の資格を取得するのは年間でわずか1200人であるのに加えて、資格取得後、多くの者が出国してしまう。

 同病院でICT部門の責任者を務めるジェローム・コーンズ氏は、「そんなわけで、当病院の患者の大多数は重篤な病状の子どもたちで、しかも患者数は増加する一方だ。しかし対応する医師は足りない。特に『心臓カテーテル治療』が可能な教育を受けた小児科の心臓専門医は、まずつかまらない」と話す。なお「心臓カテーテル治療」とは、さまざまな種類の心臓手術をひっくるめた包括的用語で、診断時にも治療時にも使われる。

 この事態を改善するため、同病院のIT部門はビデオ会議システムを活用するという、一石二鳥のアイデアを実行に移した。経験の浅い医師に同病院で行う外科手術の中継映像を見る機会を提供すると同時に、同病院の外科医は第一線で活躍する世界的な心臓外科医の手技を学ぶことができる。

 コーンズ氏は、病院内の他の診療科で既に展開していた遠隔医療システムを拡張し、ビデオ会議システムを導入した。

続きはComputer Weekly日本語版 3月22日号にて

本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。


Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー

Computer Weekly日本語版 3月8日号 PC&Windows時代の終わり

Computer Weekly日本語版 2月22日号 3D NANDで飛躍するフラッシュストレージ

Computer Weekly日本語版 2月8日号 NVMe over Fabricsに高まる期待


この記事が気に入ったらTechTargetジャパンに「いいね!」しよう

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news130.jpg

「価値観」を軸にした広告クリエイティブ最適化へ、4社でコンソーシアムを設立
AOI TYO Holdingsとアマナ、シナジーマーケティング、DICの4社は、属性より「価値観」を...

news015.jpg

THECOO、「iCON Suite」にインフルエンサーとフォロワー双方の興味関心データを提供
THECOOは、インフルエンサーマーケティングツール「iCON Suite」において「インフルエン...

news106.jpg

マイクロアドとソフトブレーン・フィールドがO2Oマーケティング事業を開始
マイクロアドはソフトブレーン・フィールドと提携してオンラインから実店舗への来店集客...