社会的要請高まる企業の「働き方改革」、効果的なIT活用に迫る今、DaaS/VDIが注目される理由

労働生産性向上や働き方改革を実践する上で、IT活用は欠かせない。中でもキーテクノロジーとなるのがDaaS/VDIだ。働き方改革でなぜDaaS/VDIなのか、その理由を解明する。

2017年03月31日 10時00分 公開
[ITmedia]

 日本において急速に進んでいる「少子高齢化」「人口減少」に伴う社会構造の変化は、国民一人一人が真剣に向き合わざるを得ない課題となっている。こうした現実に直面するに当たって「労働生産性向上」は、日本でビジネスを展開する個々の企業、そして一人一人にとって取り組むべき喫緊のテーマだ。

 社会における生産人口が減少する中で求められるのは、介護や子育てといったライフイベントと両立しながら無理なく働ける労働環境を作っていくこと、そして社会全体での生産性を高めていくことだ。政府においても「一億総活躍社会」をキャッチフレーズに「働き方改革実現会議」を設置するなど、働き方を将来の社会変化に対応できるものへ変えていく取り組みに本腰を入れ始めている。

 「労働生産性の国際比較」(2016年度版)によれば、日本の国民1人当たりの労働生産性はOECD加盟の35カ国中18位となっており、これは主要先進7カ国中、最下位である。この結果を見ても、日本にはまだ生産性向上に向けた余地が多く残されている可能性がある。そのカギの1つとなるのが、これまで以上に効果的にITを活用していくことではないだろうか。

 では、社会全体で取り組むべき「働き方改革」と「生産性向上」に向けて、有効なIT活用の方法には具体的にどのようなものがあるだろうか。


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