「Instagram」がマルウェアによってC&C(指令制御)インフラになる恐れがある。その仕組みを解説しよう。
サイバーセキュリティ企業Endgameの研究者らは、「Instegogram」というコンセプト実証攻撃コードを開発した。これは、画像ステガノグラフィー(訳注:画像の中に情報を隠す手法)を利用して、ステルス型マルウェアのC&C(指令制御)チャネルをユーザーの「Instagram」に仕込むという手法だ。この攻撃はどのように実行されるのだろうか。また、この種のステガノグラフィー攻撃を検知する方法はあるのだろうか。
ボットネットをコントロールする上で特に複雑な部分がC&Cインフラだ。ボットマスターはボットネットを確実にコントロールするには、C&Cインフラとの連係が必要だ。
マルウェアは一般に、その中に埋め込まれたC&Cインフラと通信する方法を1つ以上備える。またC&C内の他のノードと通信する機能も備えているため、最初のC&Cノードを検出するのは困難だ。
マルウェアの作成者はC&Cインフラを隠蔽するために、独自プロトコルやドメイン名生成アルゴリズム、ピアツーピア接続、インターネットのスキャン、暗号化接続など多数の手法を利用する。無料のクラウドサービスやSNSをC&Cインフラとして利用することにより、悪質な通信を正規のトラフィックに偽装するという手口もある。
社会人1年目と2年目の意識調査2024 「出世したいと思わない」社会人1年生は44%、2年生は53%
ソニー生命保険が毎年実施している「社会人1年目と2年目の意識調査」の2024年版の結果です。
KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。
ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...