バックアップからデータマネジメントへ、クラウド時代の選択提案現場の“今”を知る

バックアップは企業規模や業種に関係なく必須の課題だが、単にデータの保護だけでは不十分だ。迅速な復旧を見据えた上で各社のIT環境に合った製品をどう選ぶべきか。

2017年04月07日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネスを支えるITシステムには、ハードウェア障害やソフトウェアの不具合、あるいは人的ミスや災害など外的要因などによるリスクが常につきまとう。こういった要因でITシステムが突然停止してしまったり、データが消失してしまったりすると、企業は多大な損害を受ける。特にミッションクリティカルな部分で障害が発生すると、事業停止に至る可能性もある。

 バックアップは事業継続(BCP)や災害対策(DR)の観点から必須だが、製品の選定に悩むケースが多い。その背景には、ITシステムの複雑化と製品カテゴリーの細分化がある。ITシステムは従来のオンプレミス環境に加え、クラウドの利用が拡大している。両者を組み合わせたハイブリッド環境を構築している企業もあるだろう。また、バックアップ製品もより高機能、多機能な製品が増えているが、その分構築や運用管理が複雑化してしまう傾向もある。ニーズも個別に異なる。

 このような状況で、あらゆる企業にとって最適なバックアップ製品を選ぶのはなかなか難しい。まずはどのような選択肢が有力であり、それぞれのメリットは何なのかを探っていこう。


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