「機械学習=面倒」はもう古い、Azure ML活用ソリューションの便利度はPoCから本格活用まで環境構築を支援

機械学習によるデータ分析は用意が大変で、運用にコストがかかる。そんなイメージを変える「Azure Machine Learning」活用の新サービスが登場した。

2017年06月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 既存の膨大なデータからコンピュータが学習し、将来を予測したり傾向を見極めて新たな知見を得たりする。これを可能にするのが機械学習技術であり、今では業界を問わず多くの注目を集めている。ある程度以上の規模の企業であれば、日々蓄積されるデータが相当な量になっており、この先進技術とうまく組み合わせればビジネスを飛躍させることも期待できる。

 とはいっても実際には、具体的な活用の道筋を描けていなかったり、そもそもどのように手を付ければよいのかも分からなかったりする状態の企業も多い。たとえ、ある程度の活用がイメージできている企業でも、人工知能(AI)や機械学習のシステム基盤を自社で保有することに抵抗がある、もしくはこれらの環境を構築するノウハウがないなどの理由で、具体的な取り組みに踏み切れないケースは多い。

 AIを活用したデータ分析・活用などは、どのような成果が上がるのかを最初から予想することが難しく、導入に二の足を踏むのは無理もない。だからこそ、こうした取り組みを無理なく始めることができる体制の構築が必要になる。次項ではそれを実現する具体的な手段を紹介しよう。


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