“文鎮化”したスマートデバイスが生き返る、端末管理の新世代とは次世代エンドポイント管理の全て【後編】

スマートデバイスを導入したものの、利用制限が厳しくてほとんど活用されていないというケースは多い。利便性とセキュリティの両立を目指すエンドポイント管理とは?

2017年07月10日 10時00分 公開
[ITmedia]

 タブレットやスマートフォンの業務利用においては、セキュリティ対策としてMDM(モバイル端末管理)ツールを導入することが定番とされてきた。だがMDMでさまざまな制約を設けた結果、アプリケーションをインストールできない、決まったアプリケーションしか使えない、社内システムにアクセスできない……と“ないない尽くし”で「せっかくのスマートデバイスなのに何もできない」という不満も多かった。

 ところが昨今のワークスタイル変革の流れもあり、これらのスマートデバイスの活用を再検討するケースが増えている。外出先でのモバイルワークに加え、今後は在宅勤務も増加が予想され、業務で利用するエンドポイント端末は多様化の一途をたどっている。その結果、多様なデバイスに対応しながらも、セキュリティと利便性という相反する課題をクリアする――企業のシステム管理者は、そんな難題を突きつけられているのだ。ユーザーも管理者もメリットが得られるエンドポイント管理の在り方について解説しよう。


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