2017年07月25日 05時00分 UPDATE
特集/連載

ユニファイドコミュニケーション選定の5大要素“チャット好き社員”の増加で「UC」選びの常識が変わる?

企業が均整の取れたコラボレーションを実現する際に役立つ「ユニファイドコミュニケーション」(UC)。その選定を進める上で重要な、核となる5つの要素を整理する。

[Jon Arnold,TechTarget]
画像 UC製品選定に重要な5つの要素をチェック

 企業がコラボレーションを改善するサービスを検討する際、「ユニファイドコミュニケーション」(UC)が常に議論に上る。その理由は明白だ。UCは、コミュニケーション用アプリケーションのインタフェースを統一する仕組みを提供する。その結果、さまざまなエンドポイントやネットワーク環境でのユーザーエクスペリエンスに一貫性が生まれる。従業員が、一連の流れに統一感のない方法でコミュニケーションアプリを使用しているのであれば、UCは魅力的な価値提案になる。

 UCは、唯一のコラボレーション手段ではない。ただし大半の企業にとっては、UCがコラボレーションの基盤を担うものになる。たとえコラボレーションニーズがそれほど高くないとしてもだ。

 一般にUC製品は、5つの核となるコミュニケーション要素から構成される。これらをカバーする機能はベンダーによって異なるため、自社の要件に基づいて評価しなければならない。

極めて重要な「音声」

 大半のUC製品は、音声を中心に据えている。それは、主要ベンダーのルーツが電話技術に密接に関わっているからだ。こうしたベンダーにとってはUC製品が、IP電話向けPBX(構内交換機)である「IP PBX」の後継としての役割を担う。エンドユーザーは、依然としてリアルタイムコミュニケーションに音声を使うことを好む。従ってどのようなUCでも音声が極めて重要になる。

 ここで注目すべき点が2つある。1つは、音声よりもテキストによるコミュニケーションを好む若手社員が増えていることだ。従って音声の重要性は、企業全体で普遍的なものとは言い切れない。もう1つは、音声と電話を区別する必要があることだ。

 以前とは異なり、卓上電話を使用しない従業員が珍しくなくなっている。だからといって音声によるコミュニケーションが廃れたわけではない。電話とは別の手段で音声を使っているのだ。音声をIPパケットに変換して音声通話を実現するVoIP(Voice over IP)アプリがその例であり、ここにUCの価値が生まれる。UCは、こうした音声利用手段全てを、他のコミュニケーションアプリと連携できる。

勢いを増す「メッセージング」

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news091.jpg

グランドデザインの「Gotcha!mall」がDMA国際エコー賞を受賞
グランドデザインは、同社のスマートフォンオムニチャネルプラットフォーム「Gotcha!mall...

news088.jpg

コムニコマーケティングスイート、Instagramアカウント分析機能を拡張
コムニコは、ソーシャルメディア運営支援ツール「コムニコマーケティングスイート」のIns...

news034.jpg

Salesforce Pardot、「日本語化」だけではない重要な強化ポイントとは?
本稿では「Salesforce World Tour Tokyo 2017」におけるセッション「生まれ変わったPardo...