2017年08月23日 05時00分 UPDATE
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人が集中すべきは「人間が強みとする分野」作曲、金融、報道――AIはこれらの業務をどう変えていくのか

今後、AIが企業に導入されるケースが増えれば、職場の様相は一変する。そこで重要なのは、従業員が「人間が強みとする分野」をどう磨きあげるかだ。

[Ed Burns,TechTarget]

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画像 テクノロジーは常に、ヒトのライフスタイルや職業を変革してきた

 AIを業務に活用する企業が増えるにつれ、AIが人々から仕事を奪うのではないかという懸念が高まり、活発な議論が行われている。実際の問題は、機械に業務の一部を任せることで、職場での自身の役割をどう柔軟に変化させられるかだろう。

 2017年6月、ニューヨークで開催された「O'Reilly AI Conference」で、TechTargetは、AIによる作曲サービスを提供するAmper Musicの共同設立者兼最高経営責任者(CEO)、ドリュー・シルバースタイン氏にインタビューを行った。同氏は、「音楽業界でも、AIの導入によって混乱が生じている。そのほとんどは、想像力を必要としない作業を行う人々の間で起きている」と話す。

 「もし誰かがひどい曲を作曲したら、私たちはもっと良い曲を作るようその人に求めるだろう。クリエイティブになりたければ、芸術家になることだ。Adobeの『Photoshop』が台頭しても、画家の活躍は変わらないように」(シルバースタイン氏)

 同氏は、「音楽業界で活躍できていない人々は、想像力を必要としない仕事で食いつなぐのではなく、クリエイティブな仕事に集中し、努力を重ねなければならない。人間はクリエイティブな作業に長けており、機械は定型的な仕事を得意とする」と話す。AIのアルゴリズムが進化すれば、ビジネス向けの簡単な音楽を作曲できるようになるだろう。その時、人間は、よりクリエイティブな作品に挑む必要がある。

 「時代が進めば(技術的変化は)避けられない。問題は、いつどれくらいの速さで変化するかだ」と、シルバースタイン氏は語る。

AIが普及しても変わらない、ヒトが「ヒト」である強みとは

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