2017年09月25日 05時00分 UPDATE
特集/連載

導入経験者から学べること「Windows 10」導入の“悲喜こもごも” 担当者がこっそり教える秘話 (1/2)

自動アップデート対応機能への苦労や、堅牢なセキュリティの価値など、実際に「Windows 10」を導入した企業でないと知り得ないメリットとデメリットを紹介する。

[Alyssa Provazza,TechTarget]

 2015年7月にMicrosoftが「Windows 10」をリリースした時、多くのITプロフェッショナルは腕組みをして様子見をし、静観していた。IT業界では新しい技術が登場した場合、技術がどのようなものであるかにかかわらず、飛びつかないのが通例である。「Windows 8」で大転換があったことに引き続いてWindows 10でも大転換が起き、この通例は特に的を射ていた。しかし、スイス最大手の保険会社は通例を無視し、例外的にすぐにWindows 10を導入した。

 このスイスのDie Mobiliarは2015年10月にWindows 10への移行を開始した。IT部門はPCのライフサイクルが終わるため、アップグレードを計画していた。そのため、同時に新しいソフトウェアを導入するのは道理にかなっていたとシステムエンジニアのサーシャ・トーメ氏は言う。

 「まだ(Windows 10が)リリースされたばかりでしたので、このプロジェクトには少し苦労しました」とトーメ氏は言う。「たくさんの問題に対処しなければなりませんでした」

 Windows 10の導入の計画、実行の実務経験のあるトーメ氏やその他のITプロフェッショナルにとっての問題は、例えばソフトウェアの互換性がないことやバックエンドリソースの消費、頻繁なアップデートなどであった。多くの企業はこれらの問題に直面することもあるが、Windows 10はより強固なセキュリティを提供してくれたり、ハードウェアをアップグレードすべき理由も提示してくれたりする。

Windows 10移行の最前線

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news061.jpg

「Adobe Audience Manager Audience Marketplace」が国内で利用可能に
Adobe Systemsは、同社の顧客とデータプロバイダー間のデータ取引を行う機能「Adobe Audi...

news045.jpg

売れるネット広告社、「確認画面後でアップセル」で特許権を取得
売れるネット広告社は、「確認画面後でアップセル」についての特許権を取得したと発表した。

news008.jpg

伊藤忠テクノソリューションズ藤岡良樹氏が語る、老舗大手SIerにマーケティングが必要になった理由
30年にわたりIT系B2B企業のマーケティング支援に携わってきたエキスパートが、マーケティ...