高収益企業が実践する「予測」と「計画」は、貴社の仕組みと何が違うのか?販売計画が部門間で不毛な議論に陥ってもう限界

「販売とマーケの計画すり合わせに時間がかかる」――その間も市場は動く。貴社がアジリティの高い経営判断で収益を最大化する企業になるには、ある仕掛けが必要だ。

2017年12月05日 10時00分 公開
[ITmedia]

 かつて高品質を武器に世界中の市場を席巻した「Made in Japan」のモノ作り。しかし、グローバルでの競争が激化した今は「品質さえ良ければコストをかけても回収できる(売れる)」という時代ではなくなっている。「的確に消費者ニーズをつかみ、他社に先駆けて最小の財務リスクで市場に製品を投入するもの」が、企業間の競争で優位に立つ時代となった。収益の最大化には、サプライチェーンや為替などの状況を把握し分析する必要がある。日本企業は今、現代の市場環境に即した収益構造へと脱皮する必要性に迫られている。

 そのためには、一体どんな取り組みが求められるのか? ここでポイントとなるのが予測と計画を連携することと、リアルタイムに部署間で連携することだ。どんな企業でも、需要予測、販売・生産計画は行っているだろう。しかし多くの場合、予測と計画の取り組みはばらばらで、互いの情報をうまく連携できていなかったり、場合によっては勘と経験と手作業によるExcel管理が標準になっていたりするだろう。収益向上の足かせはここにある。

 では、事業の予測と計画を連携させるためには、何が必要だろうか? 順を追って説明していこう。


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