エンドポイントを守る「NAC」「DLP」入門、重要データを保護する定番ツールとは攻撃を受けやすそうなデバイスのデータを守る

企業のエンドポイントでデータが失われないよう、ネットワークアクセス制御(NAC)、データ損失防止(DLP)、データの完全消去の各ツールを使ってデータのセキュリティを確保する方法について考える。

2017年12月06日 05時00分 公開
[Michael CobbTechTarget]

 デバイスが多岐にわたること、企業ネットワークには多様なユーザーが接続してくることを合わせて考えると、エンドポイントのセキュリティを完全に確保するのは事実上不可能といえる。ただし、攻撃を受けやすいデバイスや、既に侵害を受けているデバイスからネットワークを保護すると同時に、エンドポイントで保持されるデータの保護に役立つテクノロジーは幾つか存在する。本稿では、エンドポイントのセキュリティを確保し、デバイスによって企業データが危険にさらされるのを防ぐために、ネットワークアクセス制御(NAC)、データ損失防止(DLP)、データの完全消去がどのように役立つかについての技術的なヒントを提供する。

NACとは

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...