ビジネス用NVMe SSDの選び方、真っ先に確かめたい「ベンダーの評判」発熱制御やNANDフラッシュの種類も考慮

NVMe接続型ドライブの選択は重要な決断である。適切な選択をするためには、発熱制御、独自に開発した付属ソフトウェアおよびドライブの構造を考慮する必要がある。

2017年12月15日 05時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

関連キーワード

SSD | 半導体ストレージ


 非常に多くの異なるベンダーがNVMe接続型のSSDを提供しているため、適切な1台を選択するのは困難が伴う。しかしベンダーの評判、ドライブのアーキテクチャ、付属ソフトウェアの機能など、製品を選択するときに足掛かりとなる重要なポイントが幾つかある。

 最初に考慮すべき点はベンダーの評判だ。Intel、Samsung ElectronicsおよびWestern Digitalは、他に多くのベンダーがSSDを製造する中で、とりわけ品質の高いハードウェアを製造することで知られている。だが名前がよく知られているベンダーのNVMe SSDは安価ではない。

 一方、一度も名を聞いたことがないベンダーが市場価格を大幅に下回る価格帯でハードウェアを販売していれば、恐らく何か落とし穴がある。例えばその会社は、別のベンダーの品質管理検査をパスしなかった部品を使ってハードウェアを製造している可能性がある。

 次に考慮すべき点は、ベンダーが一般消費者向け、または企業向けのハードウェアもしくは両方を提供しているかどうかだ。企業向けNVMe SSDは一般消費者向けデバイスよりも高価だが、信頼性が高く、より高いパフォーマンスを提供する傾向がある。

発熱制御、NANDフラッシュの種類および付属ソフトウェア

ITmedia マーケティング新着記事

news079.jpg

狙うは「銀髪経済」 中国でアクティブシニア事業を展開する企業とマイクロアドが合弁会社を設立
マイクロアドは中国の上海東犁と合弁会社を設立。中国ビジネスの拡大を狙う日本企業のプ...

news068.jpg

社会人1年目と2年目の意識調査2024 「出世したいと思わない」社会人1年生は44%、2年生は53%
ソニー生命保険が毎年実施している「社会人1年目と2年目の意識調査」の2024年版の結果です。

news202.jpg

KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。