2018年01月10日 05時00分 公開
特集/連載

“脱Excel”か“活Excel”か“Excel職人”が“神Excel”を生み出す 「職人かたぎ」と上手に付き合うヒント

研究熱心なExcel職人はなぜ生まれるのか。彼ら彼女らの熱意はなぜ加速するのか。その理由を考察しつつ、ビジネスでExcel職人にそのスキルを存分に振ってもらうためのヒントを探ります。

[村山 聡,著]

このコラムについて

 ほとんどの企業が使っている表計算ソフト「Microsoft Excel」(以下、Excel)。便利なツールですが、本来の目的を超えて“使いこなし過ぎる”ことが、かえって業務効率を低下させてしまったり、業務の属人化につながってしまったりする場面があるのではないでしょうか。

 このコラムでは、日常業務でよく見掛けるExcelの活用例を紹介しながら「こんな場面は脱Excelを考えた方がよい」「こういうExcelの活用法はお薦め」といった知見を紹介します。



“職人かたぎ”が尊敬につながらない「Excel職人」

 「職人かたぎ」という言葉で表現されるように、日本において「職人」とは、高い技術と誇りを持ち、実直な仕事をする人と見なされており、基本的に称賛や尊敬の念を抱かれる存在です。見事な伝統工芸品や、食べることがもったいないと感じてしまうような「にぎりずし」の出来栄えを見て、職人の技術の素晴らしさを実感したなどの経験を持つ人も多いでしょう。

 ところが、同じ「職人」という名が付いていても、「Excel職人」と呼ばれる人たちが同じような尊敬の念を抱かれるようなことは、ほとんどありません。むしろExcel職人という呼ばれ方は、まるで職人のように必要以上にExcelを作り込む人に対して、その“やり過ぎ感”をやゆする言葉として位置付けられています。このようにあまり評価されないにもかかわらず、なぜExcel職人と呼ばれてしまうような人が一定数存在するのでしょうか。

Excel職人が生まれてしまう背景

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