2018年04月17日 05時00分 公開
特集/連載

3DカメラやAIソフトウェアが進化の鍵Face IDさえも過去にする「次世代顔認証」の世界 歩行者の顔も認識可能に

3次元(3D)カメラや人工知能(AI)技術が、顔認識や顔認証の可能性を大きく広げつつある。具体的な動きを追う。

[George Brostoff,TechTarget]
画像 顔認識/顔認証技術の急速な進化がもたらすものとは

 最近「顔認識や顔認証が、われわれの生活を一変させる」という過剰な宣伝をよく耳にする。公平を期するため、あえて言おう。Samsung Electronicsをはじめとするデバイスメーカーはこれまで、2次元(2D)カメラを使った顔認識によるロック解除技術を自社デバイスに搭載してきた。だが残念なことに、ひいき目に見ても認識精度は高くなかった。

 顔認識の精度を改善するための最新のアプローチは、超小型3次元(3D)カメラと人工知能(AI)ソフトウェアの利用だ。これまでも新製品に新技術を投入してきたAppleが、最新のスマートフォン「iPhone X」に搭載した顔認証機能「Face ID」は、顔認識や顔認証の技術水準を引き上げた。目、鼻、口の位置関係を認証情報として利用し、高額なスマートフォンのロックを解除できるFace IDは便利だ。ただし、これは依然として非常に制限された、比較的インパクトの小さい用途だといえる。

 次の波は、すぐそこまで来ている。光の当たり方や天候に左右されず、身体の角度や位置、場所などの環境要因の影響を受けずに、3DカメラとAIソフトウェアを利用して、人物を認識できるようになることを想像してみよう。

 さあ、エキサイティングな新しい顔認識/顔認証の世界へようこそ。

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news051.jpg

「SATORI」が機能アップデート、シナリオ機能を強化
SATORIはマーケティングオートメーションツール「SATORI」の機能アップデートを発表した。

news012.jpg

AIで社会課題を抽出して国会議員に届けてみた結果――東大・電通PR・ホットリンク調べ
国会議員の政策策定にもAIを活用する日がくるかもしれません。

news028.jpg

電通が分類する30の「メディアライフスタイル」はなぜ生まれたのか、ここから何が見えてくるのか
電通メディアイノベーションラボが類型化する30の「メディアライフスタイル」。これによ...