2018年05月11日 09時00分 公開
特集/連載

Tableau Prep発表「Tableau」のデータ準備作業を容易に、新ツール登場 (1/2)

これまでデータ準備作業を他ベンダー製のソフトウェアに依存せざるを得なかったTableauユーザーに、新しいオプションが登場した。それが「Tableau Prep」だ。

[Craig Stedman,TechTarget]
 Tableau Prep Tableau Prepの画面(出典:Tableau Software)《クリックで拡大》

 Tableau Softwareは、同社のセルフサービスBIおよびデータ可視化ソフトウェアのユーザー向けに、分析用データの準備を支援するツール「Tableau Prep」の提供を発表した。

 Tableau Prepは、これまでユーザーがデータセットの結合やフィルタリング、集計、クリーンアップをするために頼りとしていた他のベンダー製のツールに取って代わることを目指す製品だ。

 Tableauは、併せて発表した新しいサブスクリプション方式の価格モデルにおいて、「Tableau Desktop」に追加費用なしでTableau Prepをバンドルしている。さらに、従来のソフトウェアライセンスを所有する既存のTableau Desktopユーザーは、今後2年間は追加料金を支払わずに、この新しいツールを使用することができるという。

 Tableau Prepを使用すると、データアナリストやその他のエンドユーザーは、コーディングやスクリプティングを行わずにドラッグ&ドロップで一般的なデータ準備作業を実行できるようになると、同社のCPO(最高製品責任者)であるフランシス・アジェンスタット氏は述べる。さらに、このツールは、繰り返し行うデータ準備作業を自動化するアルゴリズムも含んでいる。

 Tableau Prepは独立したツールだが、ユーザーはTableau Desktopでデータ準備ワークフローを確認することができ、準備プロセスの一部としてTableau Desktopのデータコネクターを利用することができるとアジェンスタット氏は述べる。準備作業が完了したデータセットは、「Tableau Server」、もしくは「Tableau Online」がホストするプラットフォームのいずれかに公開し、他のユーザーと共有することが可能だ。

データ準備の必要性に対する部分的な答え

 しかし、この新しいツールが企業において、Tableau用のデータ準備作業を完全になくすことができるかどうかは、今の段階では分からない。Tableauの大手顧客である金融サービス会社のCharles Schwabは、2017年秋からTableau Prepβ版(コードネーム「Project Maestro」)のテストを実施中である。

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news144.jpg

オフライン広告の効果可視化とマーケターの働き方改革に向け、サイカとインテージが業務提携
サイカとインテージは業務提携を行い、オフライン広告の効果測定における汎用的な分析ソ...

news027.jpg

電通など3社、“人”基点でコンテンツマーケティングを高度化する「People Driven Content Marketing」を提供
電通と電通デジタル、サイバー・コミュニケーションズの電通グループ3社は、“人”基点で...

news014.jpg

スマホサイトのユーザビリティ 業種別1位は通信、企業別では?――トライベック・ストラテジー調査
トライベック・ストラテジーとトライベック・ブランド戦略研究所は、「スマートフォンユ...