2018年06月27日 05時00分 公開
特集/連載

近道はないが、手間は減らせるマルチクラウド導入 王道の戦略3選

マルチクラウド環境の導入を容易かつ効果的に管理する戦略が3つある。王道ではあるが、近年さまざまな製品、サービスの登場でその手間は著しく減っている。

[Sander van Vugt,TechTarget]

関連キーワード

Docker | VMware | Amazon S3 | クラウド運用管理


画像 マルチクラウドの鍵は「管理」?

 ワークフローやストレージのニーズが企業内の複数の部門で異なる場合、マルチクラウドを導入するとうまくいくことがある。だが、マルチクラウドを採用すると、クラウド間でのワークロードの移行やリソースへのアクセスなど、幾つか課題が浮かび上がる。

 まず直面する可能性が高いのは、クラウド間でのワークロードの移行に関する問題だ。クラウド間でワークロードを移行するには、各クラウドのインタフェースに互換性を持たせなければならない。REST(REpresentational State Transfer)などの標準仕様を採用するクラウドが増えてはいるが、そうした標準に準拠するクラウドベンダーばかりではない。あるクラウドから別のクラウドへ特に意識せずに接続するためには、接続元と接続先のクラウドがAPIで対話可能でなければならないが、全てのクラウドがそうなっているわけではない。

 それぞれのクラウドベンダーが、独自の標準仕様とファイル形式を使用する。クラウドベースのVM(仮想マシン)について考えてみよう。VMのストレージに含まれるファイルにはさまざまな標準が存在する。Virtual Hard Disk(VHD)、qcow2、Virtual Machine Disk(VMDK)などだ。さまざまな標準が存在する結果、あるクラウドで利用しているクラウドストレージを、他のクラウドでは利用できないことがある。ストレージだけではなく例えばクラウドのインスタンスがディスクイメージファイルを使用する場合、ファイル形式に互換性がなければ、クラウド間でワークロードの移動もできない。

重要なのは相互運用性

ITmedia マーケティング新着記事

news033.jpg

広告運用の自動化 できることとできないこと
日本の広告運用の現場にも自動化がようやく浸透し始めています。とはいえ、全てが自動化...

news069.jpg

デジタル広告の効果測定、7割の広告主が「Cookieだけでは足りない」――サイカ調査
クッキーだけでは足りないといっても、子どものおやつへの不満ではありません。もっとず...

news099.jpg

サイバー・バズ、YouTube企業公式チャンネルの運用代行サービスを開始
サイバー・バズは、YouTube企業公式チャンネルの運用代行サービスを開始した。