サイバー攻撃からの復旧はDRではない──そのデータを確実に復旧する方法EMCジャパン株式会社提供ホワイトペーパー

サイバー攻撃に対する検出機能は多くの企業で導入が進んでいる。しかし、もし攻撃による被害が出てしまった場合に、データを確実にリカバリーする体制は確立できているだろうか? サイバー攻撃被害から復旧する方法を徹底解説する。

2019年08月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 WannaCryやPetya、NotPetyaのようなサイバー攻撃は、世界中の企業に計り知れない打撃を与え、売り上げの減少や評判の失墜、巨額のリカバリーコストを招いている。サイバー攻撃に対する強力な検出機能は、ほとんどの企業で確立されている。しかし、攻撃者がネットワークの境界を突破し、組織のデータを暗号化または消去した場合に、そのデータをリカバリーする体制は確立できているだろうか?

 このホワイトペーパーでは、ますます巧妙化する破壊的なサイバー攻撃から復旧する方法を具体的な事例を交えて徹底解説する。サイバー攻撃からの復旧は、従来のディザスタリカバリーと同じではない。復旧とディザスタリカバリーの主な違いを比較するとともに、保護すべきデータの考え方、復旧のために必要な技術要素を分かりやすくまとめている。

 あるグローバル小売業では、最近仕掛けられたNotPetya攻撃の影響だけでも1日当たり1500万ドルの売り上げ損失に相当し、復旧するのに5日間もの期間を要したという。脅威の状況が急速に進化する中、防止と検出だけでは不十分であるという教訓を基に、効果的な復旧戦略を立案するための材料として本書を活用してほしい。