2018年08月31日 08時00分 公開
特集/連載

Computer Weekly製品ガイドクラウドコスト管理の鍵は優れたガバナンスにあり

適切なチェックと管理を行わなければ、クラウドのコストはいとも簡単に制御不能に陥る。請求書に書かれた金額に仰天する前にやるべきこととは?

[Stuart Burns,Computer Weekly]

 クラウドを使うメリットは十分に周知されているが、多くの企業はいまだにコストの抑制に苦慮している。だがどんな規模であっても、導入を成功させるためにはそれが重要な鍵を握る。

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 理解して実行すべき最も重要な側面は、適切なクラウドガバナンスが何で構成されるのかを最初に見極めるとともに、誰が収支を管理していて、誰がクラウドリソースの消費を許可されているかを把握することにある。

 とはいえ、誰かが全ての仮想マシン(VM)を一つ残らず把握して許可する必要はない。だが、プロジェクトの承認やリソースの限度を決める責任者を最初に決めておくことは重要だ。プロジェクトが道を誤る原因は多くの場合、関与する人数が多過ぎることにある。それは方向性に影響を及ぼし、管理を混乱させ、インフラ全体が道を外れる原因となる。

適切な規模の仮想環境

 ガバナンスの一環として、このプロジェクトにはさまざまな条件に対する設計や構成についての詳細を含める必要がある。鍵を握るのは仮想環境を適切なサイズに保つことだ。予想される月額の明細を含め、設計を詳しく精査することが重要だ。そうすれば、6桁の請求書が届いても誰も文句は言えない。

 各プロジェクトは管理職に提出して承認を受ける。その承認は、クラウド導入の許可につながる。基本的にはこれで、クラウドで何かを始める前に、人とプロセスの準備が整うことになる。

 技術的な観点からは、クラウドを自動化すれば、定められた数値に基づいてリソースを管理でき、開発者がその日の仕事を終える時点でインフラの電源を落とす責任はなくなる。多くのクラウドプラットフォームは初期設定でこの機能が提供されており、その使い方を覚えれば、企業が多額のコストを節約する助けになる。

 クラウドガバナンスの責任者は、IT関連の問題と同様に、ビジネス関連の問題も重視する必要がある。それによってプロジェクトに理性が注入される。

 ありがちな問題として、1つのグループがクラウドプロジェクトを開始して、そのクラウドに冗長性などの機能を含めた何もかもが必要だとみんなで決める。それから

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