音声アシスタント「Alexa」と「Cortana」が連携し、お互いを呼び出すことが可能になる見通しだ。音声アシスタントのビジネス利用は加速するだろうか?
MicrosoftとAmazonが、待望の「Alexa」と「Cortana」連携の第一段階に踏み出した。現時点では消費者をターゲットとしているが、この提携はいずれ、職場におけるAI音声アシスタントの採用を加速させるかもしれない。
この2つのプラットフォームがつながることで、ユーザーはAlexa対応デバイスを通じてCortanaの基本的な機能を使うことも、その逆も可能になる。パブリックトライアルは、「Amazon Echo」スピーカーとWindows 10搭載PCおよび「Harman Kardon Invoke」スピーカーで機能する。
両社とも今回の提携の恩恵を受ける見通しだ。Gartnerのアナリスト、ワーナー・ゲルツ氏は、コンシューマー市場におけるAmazon Alexaの存在の大きさと、Microsoft Cortanaの業務用ツールとのつながりが組み合わさると指摘する。
「AlexaとCortanaは、私の個人としてのニーズと、プロのナレッジワーカーとしてのニーズに応えられる。これは非常に重要であり勝利の組み合わせだ」とゲルツ氏は言う。
もしMicrosoftとAmazonが長期的提携を追求する方針を決めれば、AI音声アシスタント市場の残る大手2社であるGoogleとAppleを脅かす可能性もある。
アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...
2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...
天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...