2018年09月13日 05時00分 公開
特集/連載

450万人が利用するMedisafeアプリの事例からAppleのHealth Records APIで多剤併用問題に切り込む投薬管理アプリベンダーの挑戦

Fast Healthcare Interoperability Resources(FHIR:医療情報の相互運用性のオープンな標準仕様)に基づくAPIが新たに登場している。これによって、モバイルヘルスアプリはさらに進化する可能性がある。

[Valerie Silverthorne,TechTarget]
Medisafe MedisafeのWebサイト《クリックで拡大》

 モバイルデバイスを使った医療活動支援アプリケーション(以下、モバイルヘルスアプリ)を作成する企業は、Appleの「Health Records API」などの医療関連API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を利用して、薬局や製薬会社のシステム同士、最終的には電子カルテ(EHR)を含めた連携に向けた次の重要なステップを踏み出せるところまできている。

 一つの例がMedisafe Projectだ。同社は、個人向けのモバイル投薬管理アプリケーションを開発し、450万人の登録ユーザーを擁している。MedisafeのCEO兼共同設立者のオムリ・ショール氏は次のように話す。「ようやく当社の製品をより大きなサービスにつなげられるようになる。医療業界は、医療エコシステムのさまざまな分野を結び付けるきっかけとなる接続媒体を切望してきた。AppleのHealth Records APIのおかげで、相互運用の時代が到来しつつある。こうした相互運用の流れは、医療を提供する側から患者側へと広がっていくだろう」

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